ECBクーレ氏:明確な金利ガイダンスあれば債券購入ペース緩和可能

  • クーレECB理事がニューヨークでのスピーチでコメント
  • ECBの保有資産規模は、新たな買い入れ停止後の利回り抑制に十分

欧州中央銀行(ECB)のクーレ理事は23日、金利の経路について明確なガイダンスを提供する限り、ECBが債券買い入れペースを緩めることは可能との認識を示した。

  クーレ理事はニューヨークでのスピーチで、2兆5500億ユーロ(約335兆円)以上に達する見込みであるECBの保有資産の規模について、新たな買い入れ停止後も利回りを抑制するために十分だと指摘した。

  同理事は「将来的にタームプレミアムを抑制する力が根拠なく弱まる状況を招くことなく、ユーロ圏の金融当局が市場の買い手という立場から退くことは可能だ。ただ、金融当局が短期金利の将来の経路について有効なガイダンスを提供する限りにおいてのみ、ボラティリティーを抑え、適切な金融環境を守ることができる」と語った。

原題:ECB’s Coeure Says Effective Rate Guidance Needed as QE End Nears(抜粋)

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