ゲーツ被告が有罪認める、マナフォート被告巡る捜査で米当局有利に

2016年米大統領選のトランプ陣営元選対本部長ポール・マナフォート被告の右腕だったリック・ゲーツ被告は23日、ウクライナでのコンサルティング業務の届け出を怠り、オフショア銀行口座を隠して米国を欺くため共謀した罪を認めた。モラー米特別検察官はゲーツ被告を新たな協力者として、マナフォート被告の追及や大統領選へのロシア干渉疑惑の捜査で強力な武器を手にする。

  ゲーツ被告(45)はモラー特別検察官のチームに偽証したことも認めた。同被告は、自身と同時に2回起訴されたマナフォート被告にとって不利な証言を行う見通し。両被告は昨年10月27日にワシントンで、マネーロンダリング(資金洗浄)とロビー活動の届け出不備の罪で起訴され、今月22日にはバージニア州で脱税や銀行詐欺の罪で追起訴されていた。

  ゲーツ被告は16年大統領選でトランプ陣営に加わる前から、ウクライナのためのロビー活動をする政治コンサルティング会社でマナフォート被告と一緒に働いていた。ゲーツ被告はマナフォート被告が16年8月にトランプ陣営を去った後もとどまり、トランプ大統領の就任計画を支援した。元検察当局者によると、モラー特別検察官のチームはゲーツ被告に、マナフォート被告の多数のオフショア口座利用をどう手助けしたかなどを陪審員に説明させる構えだという。

原題:Gates Guilty Plea Strengthens U.S. Hand Against Manafort (3)(抜粋)

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