英銀RBS:女性従業員の報酬、平均で男性を37%下回る

  • 英保険会社スタンダード・ライフ・アバディーンでも同様の格差
  • 報告は金融業界における男女間の不均衡を浮き彫りに

英銀ロイヤル・バンク・オブ・スコットランド・グループ(RBS)では、女性従業員の報酬が平均で男性を37%下回ることが分かった。新たな開示義務に基づき同行が発表したもので、男女間の不均衡が明らかになった。このほか英保険会社スタンダード・ライフ・アバディーンの報告書でも、同様の男女格差が示された。

  RBSは23日発表した年次報告書で、女性従業員の賞与は平均で男性を64%下回るとし、上級職が男性に偏っていることが原因だと説明した。前日には英銀バークレイズが、法人・投資銀行部門を抱える国際事業部門で女性従業員の報酬が平均で男性を48%下回ると発表。英下院財政委員会のモーガン委員長は、この格差は「衝撃的」だと述べていた。

RBSのロス・マキューアンCEO

Photographer: Jason Alden/Bloomberg

  RBSのロス・マキューアン最高経営責任者(CEO)は記者団との電話会見で、男女の報酬格差は「当行が目指す形ではない」とし、「上級職で女性を増やす必要があり、状況改善に向け今後3年間にいくつかの意欲的な目標を定めている。そうした取り組みが男女の報酬格差に影響する」と説明した。

  RBSでは報酬面での上位25%のうち、男性従業員が約70%を占めている。

  英国では一定以上の従業員を抱える企業に対し、男女の報酬格差の開示を新たに義務付けた。対象企業およそ9000社のうち、情報を開示したのは23日時点で1200社に満たない。政府は4月4日までに報告するよう求めている。

  スタンダード・ライフ・アバディーンも23日に情報を開示。スタンダード・ライフ部門で平均42%、アバディーン部門で34%の報酬格差があることが明らかになった。

原題:RBS Pays Women 37% Less on Average Than Male Staff at Bank (1)(抜粋)

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