ホワイトハウス、バイオ燃料巡る対立で会合を計画-関係者

  • 再生可能燃料基準の見直しでエタノール産業と石油精製業者が対立
  • アイオワやペンシルベニア、テキサス3州の上院議員らが会合出席へ

トランプ政権高官はバイオ燃料を一定量混合することを製油業者に義務付ける再生可能燃料基準(RFS)を見直す可能性を議論するため、2つの会合を開く計画だ。事情に詳しい複数の関係者が明らかにした。バイオ燃料の使用義務達成コストが響いたとして北東部の製油会社フィラデルフィア・エナジー・ソリューションズが先月経営破綻したことから、ホワイトハウスは政治的影響に対応する。

  RFSは主にエタノールなどのバイオ燃料をガソリンやディーゼル燃料に混合することを義務付けたもので、13年前に導入された。23日の会合は環境保護局(EPA)のプルイット局長とパーデュー農務長官とで計画された。27日午前に予定されるフォローアップ会合には、トランプ大統領と共和党の主要上院議員4人が出席する見通しだと、関係者は匿名を条件に明らかにした。

  会合にはバイオ燃料使用義務が弱まるとしてRFS見直しに反対しているアイオワ州のグラスリー、アーンスト両議員の一方、RFSはコストを高くして一部製油業者の事業存続を脅かすと主張するクルーズ議員(テキサス州)とトゥーミー議員(ペンシルベニア州)も出席する。

  トランプ大統領にとってバイオ燃料使用義務は政治的な危険をはらむ。エタノール生成用のトウモロコシを生産するアイオワ州の農家と4つの製油所を持つペンシルベニア州の労働者という2つの重要な有権者層の対立を招く問題だからだ。2016年大統領選でトランプ氏は両州で勝利した。

原題:White House Is Said to Plan Meetings on Clash Over Biofuel (1)(抜粋)

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