債券にショートスクイーズのリスク高まる-JPモルガンが警告

  • コラノビッチ氏、米国債先物の記録的な売りポジションを強調
  • インフレリスクに対する投資家の警戒は行き過ぎ-コラノビッチ氏

JPモルガン・チェースのクオンツ・デリバティブ戦略チームは、米国債に極めて弱気になっている投資家が窮地に追い込まれる恐れがあるとみている。

  同チームを率いるマルコ・コラノビッチ氏(ニューヨーク在勤)は顧客向けリポートで、米国債先物のショートポジションが過去最高水準に達していると指摘した上で、こうした状況が巻き戻され、債券価格の一段安に賭ける取引が解消されるリスクが高まっていると記した。インフレリスクに対する投資家の警戒は行き過ぎで、センチメントが極端に振れているという。 

  コラノビッチ氏は「このように大きなショートポジションがあるときは、いつも利益確定のリスクがあり、さらに悪ければ相応のショートスクイーズが起きる」と説明。

  「極端なセンチメントの揺れやインフレの恐怖を伝えるメディアにも留意する」が、フィラデルフィア連銀のハーカー総裁やセントルイス連銀のブラード総裁の最近の発言のような重要ポイントはほとんど無視されていると論じた。
        

              
原題:JPMorgan’s Quants Warn Risks Are Growing for Bond Short-Squeeze(抜粋)

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