米国債投資、日本の資産運用会社は転換点に備え-PIMCOは拡大

  • PIMCOのキーセル氏はエクスポージャーを増やす時期と主張
  • アセットマネジメントOneの竹井氏はデュレーションを短期化

A Pacific Investment Management Company LLC (PIMCO) advertisement is displayed on a building in Hong Kong, China.

Photographer: Brent Lewin/
Photographer: Brent Lewin/

米パシフィック・インベストメント・マネジメント(PIMCO)は米国債投資のエクスポージャーを増やす時期だとみるが、アセットマネジメントOneの竹井章ファンドマネジャーはデュレーションは短めにすべきだと説く。米10年債利回りが2014年初め以来の水準である3%に近づく中、米国債の先行きを巡る大論争が市場で起きている。

  PIMCOのグローバルクレジット担当最高投資責任者(CIO)、マーク・キーセル氏は米国債入札で供給があふれる中、上昇してきた利回りに注目。インフレは抑制され、それが金利リスクを落ちつかせるため、米国債投資を開始するのに魅力的とみている。同氏はブルームバーグテレビジョンとのインタビューで、「われわれは長期にわたり金利リスクをアンダーウエートとしていたが、今はもっと中立になっている」と述べた。

  これに対し、竹井氏は1月末から2月初めにかけて長めを売って一部デュレーションを短くしつつ、中期債を買い入れている。「これまではずっと、超長期債一本釣りみたい感じだったが、そこが大きく変わった」と言う同氏は、「イールドカーブのフラット化ということをずっと、ここ何年間も言い続けてきたが、だいぶフラット化する中で終盤を迎えつつある。これから数カ月のところで大きな転換点を迎えるだろうなという意識でみている」とも話した。

  

原題:Pimco Push to Boost Treasuries Wager Confronts $500 Billion Foe(抜粋)

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