Photographer: Daniel Acker/Bloomberg

【米国株・国債・商品】S&P500種が上げ幅縮小、ナスダック下落

更新日時
  • 米国債は上昇、10年債利回り2.92%に低下
  • NY原油は反発、米在庫が予想外に減少、NY金も上昇
Photographer: Daniel Acker/Bloomberg

22日の米株式市場ではダウ工業株30種平均とS&P500種株価指数が上昇。金利上昇リスクが意識される中、S&P500種は一時1%余りに達した取引時間前半の上げを後半で縮小した。前日大きく下げた米国債は値上がりし、10年債利回りが低下した。

  • 米国株はダウとS&Pが上昇、ハイテク株伸び悩みナスダック下落
  • 米国債は上昇、10年債利回り2.92%に低下
  • NY原油は反発、米在庫が予想外に減少-シェールブーム懸念が後退
  • NY金は上昇、年初来ベースでも値上がり

  S&P500種は取引終了間際に2700ポイントの大台を割り込む場面があり、辛うじて3日続落を逃れた。エネルギー銘柄が原油相場の大幅高を受けて買われ、上昇率上位に入った。

  S&P500種株価指数は前日比0.1%高の2703.96。ダウ工業株30種平均は164.70ドル(0.7%)上げて24962.48ドル、ナスダック総合指数は0.1%安。ニューヨーク時間午後4時36分現在、米10年債利回りは3ベーシスポイント(bp、1bp=0.01%)低下し2.92%。

  ニューヨーク原油先物市場のウェスト・テキサス・インターミディエート(WTI)先物は反発。2週間ぶりの高値となった。米エネルギー情報局(EIA)の統計で米在庫の予想外の減少に加え、輸出増加が示されたことから、新たなシェール油ブームで余剰供給になるとの警戒が和らいだ。ニューヨーク商業取引所(NYMEX)のWTI先物4月限は前日比1.09ドル(1.8%)高の1バレル=62.77ドルで終了。ロンドンICEの北海ブレント4月限は97セント上げて66.39ドル。

  ニューヨーク金相場は上昇。金利上昇やドルの堅調にもかかわらず、金は年初来ベースでも値上がりしている。ニューヨーク時間午後1時46分現在、金スポット相場は前日比0.5%高の1オンス=1331.15ドル。ニューヨーク商品取引所(COMEX)の金先物4月限は0.1%未満上げて1332.70ドルで終了した。

  前日の連邦公開市場委員会(FOMC)議事録で経済成長に対する当局者の自信の深まりが示されたことから、金融市場には金利上昇への警戒感が戻った。キングスビュー・アセット・マネジメントのポール・ノルテ氏は「投資家は金利にとにかく神経をとがらせている」と指摘した。

  米国債相場は、この日の7年債入札が軟調となったにもかかわらず、中期ゾーンを中心に上昇。ただ明確な方向性は乏しかった。

原題:U.S. Stocks End Mixed as Bonds Gain, Dollar Slumps: Markets Wrap(抜粋)
Treasuries Bull Steepen Despite Soft 7Y Sale; IG Deals Ramp Up(抜粋)
Oil Jumps as Surprise U.S. Supply Drop Dispels Shale Boom Fears(抜粋)
Gold Miners Set for Worst Month in Five With Metal Price in Flux(抜粋)

(第6段落以降を追加し、更新します.)
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