ECB:ガイダンスの変更は時期尚早、18年序盤に再検討-議事要旨

  • 1月24、25両日の政策委員会の議事要旨をECBが公表
  • 一部メンバーは資産購入についての緩和バイアスの削除を望んだ

欧州中央銀行(ECB)の当局者らは1月の会合で、フォワードガイダンスの文言の調整は時期尚早だとの見解で一致した。2018年の早い時期に姿勢を見直すことが可能だと付け加えた。

  22日に公表された1月24、25両日の政策委員会の議事要旨によると、メンバーの多くは必要ならば債券購入プログラムを延長・拡大する用意があるとの文言を削除してよいという考えだったが、最終的に、そのような変更はまだ妥当ではないとの結論に至った。コミュニケーションはインフレの展開に沿って段階的に進化すると言明した。

  議事要旨によると「一部メンバーは、インフレ軌道の持続的な調整に対する自信の深まりを具体的に明示するため、資産購入プログラムについての緩和バイアスを声明から削除することを望んだ」が、結論として「そのような調整は時期尚早であり、まだ強い信頼によって正当化されるに至っていない」と判断した。

  前回の会合と同様に、フォワードガイダンスは18年の最初の数カ月に再度検討されるだろうと付け加えた。これについて、「今後の政策決定会合における定期的な見直しの一環」と位置付けた。

  「メンバーらはコミュニケーションには安定性が必要で、インフレ見通しへの自信をあらためて強調することが欠かせないとの認識で幅広く一致した」という。

  また「金融政策についてのコミュニケーションは今後も、景気の動向次第かつECBのフォワードガイダンスに沿って、突然で無秩序な調整が後日起こるのを避けることを視野に入れながら進展する」との方針を示した。

原題:ECB Viewed Guidance Change Premature and May Revisit Early 2018(抜粋)

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