Photographer: Qilai Shen/Bloomberg

経済改革で中国をたたえる時代は終わり-マルパス米財務次官

  • 中国が01年のWTO加盟時の約束を果たしていないことを世界が認識
  • 中国が融資を通じ新興国への影響力を高めようとしていると懸念

マルパス米財務次官(国際問題担当)は21日、経済改革の表明で中国をたたえることを米国はすでにやめ、中国には開かれた貿易を公言通りに支えていってほしいと考えていると述べた。

  同次官はワシントンでのイベントで、2001年の世界貿易機関(WTO)加盟時に約束した市場経済の実現を中国が果たしていないことに世界は気付いたと主張。「中国が何をしようと、米国など各国から祝福されていた何年にも及ぶ時代が終わろうとしている」と語った。

  中国は約1年前の世界経済フォーラム(WEF)年次総会でも貿易を重視していると強調したが「実際に中国がしているのは自国の利益のために機能し、他国のほとんどで雇用を失わせているシステムを永続化させていることだ」とも論じた。

  マルパス次官は、中国が融資提供を通じ新興国への影響力を高めようとしていることに対する懸念をあらためて示すとともに、中国の経済自由化に向けた取り組みが滞っていたり、一部のケースでは反転しているように見えることを米国は懸念していると繰り返し表明した。

原題:U.S. Treasury Official Says Era of Congratulating China Is Over(抜粋)

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