Photographer: Akos Stiller/Bloomberg

高リスク仮想通貨株にガートマン氏も賭け-結果は大やけど、教訓学ぶ

  • 退職金口座に組み入れたのはライオット・ブロックチェーン株
  • ライオット株はCNBC報道受け、16日に33.4%安-以降3日続落

退職後に備える資金を投機的資産に多額投じるべきではないと投資アドバイザーの大半は注意を促すものだが、ビットコイン熱に浮かされ、不可解な判断を下してしまう例が見られる。

  米ニュースレター「ガートマン・レター」の編集者でエコノミストのデニス・ガートマン氏(67)が自身の退職金口座に組み入れたのは、株価変動が激しいライオット・ブロックチェーン株だった。株価は、同社を対象とする米CNBCの調査報道を受けて16日に33.4%下落し、ガートマン氏は大やけどした格好だ。

  同氏は16日について、「かなり久しく経験していなかったひどいダメージを受けた日になった」と20日付のニュースレターにつづり、「ブロックチェーン(分散型デジタル台帳)に軸足を置く企業をかなりロングにしていた」が、CNBC報道を受けた株価大幅下落により、「われわれの年初来リターンがそれまでのプラス6%前後からマイナスに転落した」と明らかにした。

  21日の米株式市場でライオットの株価は3営業日続落、2.9%安の10.60ドルとなった。

  同社は昨年10月、バイオプティクスとの社名を冠したバイオテクノロジー診断機器メーカーから仮想通貨関連への事業シフトを反映し、ライオット・ブロックチェーンに社名変更すると発表。すると、何年も低迷していた株価が急騰した。だが高揚感は長続きしなかった。

デニス・ガートマン氏

Peter Foley / Bloomberg

  2カ月弱前にビットコインはくだらないとCNBCに語っていたガートマン氏だが、「どうやら、教訓から何度も何度も学ばなければならないようだ。もしくは、少なくとも私たちはどうやら、何度も何度も学ぶ必要があるらしい」と書いた。

原題:Risky Crypto Bet Dents Dennis Gartman’s Retirement Account (1)(抜粋)

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