豪カンタス航空:上期は過去最高益-株主への還元をさらに拡充

  • 最大3億7800万豪ドルの自社株買いと1株7セントの配当実施へ
  • 2015年後半以降、既に21億豪ドルを株主に還元

オーストラリアのカンタス航空の上期(2017年7-12月)決算は過去最高益となり、同社は株主への還元をさらに拡充する計画も発表した。年数を経た航空機のアップグレードに現金を充当すべきだとのS&Pグローバル・レーティングの警告に逆らう形となった。

  22日の発表資料によると、カンタスは最大3億7800万豪ドル(約317億円)の自社株買いと1株当たり7セントの配当を実施する。同社は15年後半以降、既に21億豪ドルを株主に還元している。

Payback Time

Qantas has given back more than A$2 billion to investors in the past three years

Source: Qantas annual report 2017

Note: Fiscal years end in June

  上期の税引き前の基調的利益は15%増の9億7600万豪ドル。同社が示していた見通しは9億-9億5000万豪ドルだった。

  S&Pは先週、保有航空機のアップグレードに必要な投資が難しくなる前にカンタスがそれを実行する時間はなくなりつつあると指摘していた。カンタスはこれに対し、S&Pが同社の事業と航空機運用の戦略のファンダメンタルズを無視していると反論した。

原題:Qantas Thumbs Nose at S&P With Yet More Cash For Shareholders(抜粋)

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