フォードの北米事業責任者が退社-「不適切な行動」で

更新日時
  • 社内からの苦情で調査に着手-退社理由について詳細な説明控えた
  • ナイール氏はフォードに30年余り在籍、最高技術責任者など務めた

フォード・モーターの北米事業の責任者を務めたラジ・ナイール氏が21日付で退社した。フォードは同氏が「不適切な行動」を取ったとの報告について調査を行っていた。

  同社の発表資料によると、内部調査でナイール氏が「社の行動規範に反する」行動に携わっていたことが分かった。フォードは匿名の社内からの苦情を受けて調査を始めていた。ナイール氏の退社理由については詳細な説明を控えた。
 
  ナイール氏(53)はフォードに30年余り在籍。ジム・ハケット最高経営責任者(CEO)が昨年の就任後に一連の経営陣刷新を実施する前には、グローバル製品開発責任者や最高技術責任者(CTO)を務めていた。

  ハケットCEOは発表資料で、「徹底的な調査と慎重な検討の末に今回の決定に至った。フォードは社員が安心できて互いを尊重し合えるカルチャーの提供と育成に全力を注ぎ、当社の幹部にこれらの価値観を完全に守るよう求める」と説明した。

  フォードの広報担当ブラッド・キャロル氏は、発表資料以上のコメントは控えた。発表によると、同社はナイール氏の後任を近く指名する方針。

  ナイール氏は発表文で、「フォードと私が常に支持してきた原則と一致したリーダーシップの行動を私が示さなかったことがあったことは誠に遺憾だ」と述べた。

原題:Ford North American Chief Exits After Inappropriate Behavior (1)(抜粋)

(2段落目以降に詳細を追加し更新します.)
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