Photographer: Martin Leissl

ドイツ銀とバークレイズ、投資銀収入1.5倍でも利益率目標達成は困難

  • ゴールドマン・サックスのアナリストらが指摘
  • 規制とバランスシートおよび事業の縮小がROTEの重し

欧州の大手銀行、ドイツ銀行バークレイズは投資銀行部門の収入が今年1.5倍に増えたとしても利益率目標を達成するのは難しいかもしれない。ゴールドマン・サックス・グループのアナリストらがこのような見方を示した。

  ジャーネイ・オマヘン氏らアナリストはリポートで、ドイツ銀は投資銀行部門の収入が金融危機前の2006年の水準に並んでも、有形株主資本利益率(ROTE)10%の目標を達成するのは困難だろうとし、バークレイズも同様の状況だと指摘した。

  ドイツ銀とバークレイズのジョン・クライアン、ジェス・ステイリー両最高経営責任者(CEO)は2年余り前の就任以来、トレーディングと投資銀行業務による収益拡大を目指してきた。市場のボラティリティー回復が今年の収入を押し上げる公算が高いものの、CEOらは危機後の規制とバランスシート縮小の影響に依然直面しているとアナリストらは指摘した。

  両行とも、有意なリターン向上を達成するのは、「良好な収入環境の中でも困難とみられる」とし、「規制とバランスシートおよび事業の縮小がROTEの上限を低下させた」と分析した。

原題:A 2006 Boom Wouldn’t Fix Deutsche Bank or Barclays, Analyst Says(抜粋)

    最新の情報は、ブルームバーグ端末にて提供中
    LEARN MORE