2月21日の海外株式・債券・為替・商品市場

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欧米市場の株式、債券、為替、商品相場は次の通り。

◎NY外為:ドル上昇、FOMC議事録が当局者の経済への自信示す

  21日のニューヨーク外国為替市場ではドルが4日続伸。連邦公開市場委員会(FOMC)会合の議事録公表後に一時下げたが反転した。議事録では、当局者らが経済成長やインフレの見通しに対し前向きな見方を強めつつあることが示された。

  ドルは主要10通貨に対し全面高の展開。ブルームバーグ・ドル・スポット指数は午後に一時下げに転じたが、再び上昇した。議事録公表後にドルが一時下落したことで、ユーロは対ドルで日中高値を更新。ただその後すぐに再び下げに転じ、日中安値となった。

  ニューヨーク時間午後4時40分現在、主要10通貨に対するドルの動きを示すブルームバーグ・ドル・スポット指数は前日比0.4%上昇。ユーロは対ドルで0.4%安の1ユーロ=1.2289ドル。ドルは対円で0.3%高の1ドル=107円70銭。

  FOMC議事録では、「参加者らはフェデラルファンド(FF)金利誘導目標レンジの引き上げにおいて、漸進的なアプローチが引き続き適切だということで一致した」とされたほか、政策の道筋の調整は経済見通しや見通しへのリスクがどう展開するかに左右されると記された。

  経済に関しては、当局者らは「2018年の経済成長ペースは中長期的に持続可能と当局が見込むペースを上回り、労働市場の状況は一層力強さを増すと予想している」と指摘。賃金については、「低い生産性の伸びが続いた場合、賃金の上昇ペースが目立って加速することはないかも知れないと指摘された」としつつ、「労働市場の引き締まり継続はいずれかの時点で賃金上昇ペースの加速につながる可能性が高いと、幾人かの参加者は判断した」と説明した。

欧州時間の取引

  欧州時間にはユーロが軟調な展開。フランスとドイツ、ユーロ圏の購買担当者指数(PMI)が予想を下回ったことが手掛かり。このほか円も対ドルで下落。米国債利回りの上昇を受け、ドルのショートポジション解消が進んだ。
原題:Dollar Resumes Advance as Fed Minutes Prove Little Obstacle(抜粋)
Euro Lower on PMI Miss as Dollar Holds Gains Before Fed Minutes

◎米国株・国債・商品:株が下げに転じる、FOMC議事録受け

  21日の米株式相場は続落。前回の連邦公開市場委員会(FOMC)以降に発表された指標が示したインフレの高まりを受け、金融当局が利上げペースを速めざるを得なくなるとの観測が強まり、主要株価指数は下げに転じた。米国債市場では10年債利回りが引けにかけて急上昇。一時は2014年1月以来最高の2.95%に達した。

  • 米国株は続落、引け際に下げに転じる-FOMC議事録受け
  • 米国債は続落、10年債利回りはFOMC議事録受け一時2.95%に
  • NY原油は反落、米供給増でOPECの減産取り組みが脅かされるとの見方
  • NY金は上昇、FOMC議事録受けドル下落

  FOMC議事録では、米金融当局が国内景気がさらに拡大することに自信を深める一方、インフレが目標未達となることを依然懸念していることが示された。議事録公表直後には株式と債券がともに大きく上昇し、S&P500種株価指数は約1%上昇する場面があった。

  S&P500種株価指数は前日比0.6%安の2701.33。ダウ工業株30種平均は166.97ドル(0.7%)下げて24797.78ドル。ニューヨーク時間午後4時40分現在、米10年債利回りは5ベーシスポイント(bp、1bp=0.01%)上昇し2.94%。

  ニューヨーク原油先物市場のウェスト・テキサス・インターミディエート(WTI)先物は反落。米原油在庫の拡大で石油輸出国機構(OPEC)の減産の取り組みが脅かされるとの警戒が広がった。米エネルギー情報局(EIA)が22日発表する週間統計では、米供給が増加すると予想されている。ニューヨーク商業取引所(NYMEX)のWTI先物4月限は前日比11セント(0.2%)安の1バレル=61.68ドルで終了。ロンドンICEの北海ブレント4月限は17セント上げて65.42ドル。

  ニューヨーク金相場は上昇。1月の米連邦公開市場委員会(FOMC)の議事録を受けてドルが下落したことが手掛かり。ニューヨーク時間午後2時15分現在、金スポット相場は前日比0.4%高の1オンス=1334.50ドル。一時は0.5%上昇する場面もあった。ニューヨーク商品取引所(COMEX)の金先物4月限は議事録公表前に、0.1%高の1332.10ドルで終了した。
  米国債は引けにかけて長期債を中心に売りが膨らんだ。30年債利回りは一時8bp上昇し、2015年以来最高の3.23%を付ける場面があった。5年債と30年債の利回り差は拡大し、イールドカーブがスティープ化した。
原題:Stocks Turn Lower, Dollar Rises After Fed Minutes: Markets Wrap(抜粋)
Treasuries Fall After FOMC Minutes; 30Y Yield Highest Since 2015(抜粋)
Oil Declines as Spare U.S. Supplies Menace OPEC’s Anti-Glut Plan(抜粋)
PRECIOUS: Gold Gets Some Dollar Relief Ahead of Fed Minutes(抜粋)
PRECIOUS: Gold Advances as Dollar Erases Gains After Fed Minutes(抜粋)

◎欧州債:ドイツ債は上げ幅縮小、ポルトガル債がアウトパフォーム

  21日の欧州債相場は、ドイツ10年債利回りが朝方に大きく低下したが、低下幅を縮小した。イングランド銀行政策委員会メンバーが国内の賃金上昇圧力が固まりつつある兆しが見られると発言し、英国債に影響した。周辺国債も堅調で、ポルトガル10年債利回りは2週間ぶりに2%を下回った。

  朝方に発表されたユーロ圏総合購買担当者指数(PMI)が市場予想を下回ったことで、ドイツ債は上昇。月末需要やフランスとドイツで大規模な償還を控えているという背景もあった。

  20日にスペインが国債を発行したものの、月末までの周辺国の供給は限定的で、ポルトガル債を後押し。

  英国債は上げ幅をやや縮小。イングランド銀行のカーニー総裁が英国は利上げに向かっていると発言し、政策委員会メンバーのホールデン氏は英経済に対するリスクは「上振れ方向」だと述べた。
原題:Bund Yields Bounce off Day’s Lows; End of Day Curves,Spreads(抜粋)

(NY外為、米国株・国債・商品を更新します.)
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