南アフリカ:VATを増税、人種隔離廃止以降で初-経済成長加速へ

  • 18年経済成長率は1.5%に上方修正、20年には2.1%に
  • VATは15%に引き上げ、来年の総選挙控え政治的な賭け

南アフリカの与党アフリカ民族会議(ANC)は、来年の総選挙を前に付加価値税(VAT)を引き上げるという政治的な賭けに出た。ラマポーザ新大統領は債務状況を安定させ、一段の格下げの回避に努めている。

  ギガバ財務相の発表によると、VATは14%から15%に引き上げられる。VAT引き上げは貧困層への打撃が大きいと見なされるが、アパルトヘイト(人種隔離)廃止以降で初めてこの増税に踏み切った。燃料や高級品に対する税金も引き上げられる一方、向こう3年にわたって歳出は抑制する。

  財務省はまた、今年の経済成長率見通しを1.5%と従来の1.1%から上方修正。2017年の推定1%から加速すると見込む。政策の確実性と投資呼び込みを狙った措置が効果を発揮し、20年には成長率が2.1%に達する公算が大きいとの見方も示した。

  この発表を受けて南ア国債とランドは上昇した。

原題:S. Africa Treasury Predicts Growth Pickup as Confidence ReturnsRamaphosa Takes Tax Gamble as South Africa Targets Debt (1)(抜粋)

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