Photographer: Justin Chin

ディズニーの魔法解けた香港、家族連れはマカオに殺到

  • 中国本土から香港ディズニーランドへの来園者数、3年連続で減少
  • MGMチャイナ、マカオで大規模レジャー施設を13日に開業
Photographer: Justin Chin

中国人が家族旅行の行き先に香港ディズニーランドを選ぶのは、至極まっとうに思える。だが今、家族連れが殺到しているのは香港からフェリーで1時間の世界最大のカジノ拠点、マカオだ。

  マカオは昨年、中国本土からの観光客数が過去最高となった。本土から香港への観光客数も持ち直している。ただ香港ディズニーランドが20日発表した2017年の中国本土からの来園者数は、3年連続で減少した。

  香港旅行を楽しむ中国人家族はショッピングや食事を楽しむなど、ディズニーランドとは別の娯楽を見いだしている。上海ディズニーランドが16年6月に開園したことから、香港ディズニーランドが素通りされている可能性もある。

Losing Some Magic

Hong Kong Disneyland has received fewer China mainland visitors for 3 straight years

Source: company statements

  その上、マカオを家族で楽しめるリゾート地にしようと地元当局が音頭を取っている。MGMチャイナ・ホールディングスは13日、春節(旧正月)の連休を前にマカオのコタイ地区に34億ドル(約3660億円)規模の総合レジャー施設をオープン。2000人収容の劇場を備えたこの施設は、そうした取り組みの一環だ。

  モルガン・スタンレーのリポートによれば、この新しい施設はMGMチャイナの利益を今年大きくけん引する見込み。MGMチャイナは20日、予想を上回る17年10-12月(第4四半期)利益を発表。大衆向け事業の収入が前年同期比22%増となった。

原題:Disney Family Magic Wanes in Hong Kong as Macau’s Lights Dazzle, MGM Opens for Macau Holiday Players as China Challenge Looms (2) (抜粋)

    最新の情報は、ブルームバーグ端末にて提供中
    LEARN MORE