TCWの朝食会で口説かれ続けたと女性マネジャー主張-不当解雇訴訟

  • 女性マネジャーは3000万ドルの支払いを求めてTCWを先月提訴
  • 男性マネジングディレター巡り苦情後に解雇と訴え-TCWは反論

米資産運用会社TCWグループは、元ポートフォリオマネジャーのセイラ・ティルシュウェル氏が不当解雇を理由に同社を相手取り3000万ドル(約32億3000万円)の支払いを求める訴えを起こしたこと受けて、同氏は正当な理由で解雇されたと反論した。

  ロサンゼルスに拠点を置くTCWによれば、ティルシュウェル氏は、コンプライアンス(法令順守)に過去に違反し、そのような違反が雇用契約の即時停止という結果を招く恐れがあると警告を受けていたが、昨年12月14日に解雇された。ニューヨーク州地裁に20日提出された文書によると、同氏は違反に関係する研修も受けていたという。

  ディストレスト・ストラテジー・グループのマネジングディレターだったティルシュウェル氏は、男性マネジングディレターのジェス・ラビッチ氏を巡る苦情申し立てを行った後、解雇されたとして先月訴訟を起こした。ティルシュウェル氏は、ラビッチ氏が過去10カ月にわたり朝食会でティルシュウェル氏を繰り返し口説き、望まない性的関係を迫ったと主張した。ラビッチ氏はいつも白いテリー織のバスローブ姿で現れ、拒否すれば投資家へのアクセスやリソースの配分で困ることになるとほのめかしたという。

  TCWは、1月の提訴の際に続き、20日の文書でもティルシュウェル氏の主張をいずれも否認した。同氏の代理人はTCWの反応について、「この業界の女性が名乗り出ることを恐れる理由」を説明するものだと電子メールで指摘。「女性たちは自分たちを黙らせ、キャリアを破壊することを意図する組織的中傷キャンペーンが待ち受けていると承知している」と訴えた。

  TCWは、ティルシュウェル氏が採用される前にラビッチ氏と恋愛関係にあったと同氏から報告を受けていたとしている。

原題:TCW Group Says Portfolio Manager Fired for Compliance Issues (1)(抜粋)

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