ライト・エイド株主、M&Aで得る現金激減-6.50ドルから18セントに

  • 1株当たり現金約18.3セントとアルバートソンズの株式を受け取る
  • アルバートソンズはサーベラス・キャピタル・マネジメント傘下

ドラッグストアの米ライト・エイドは1年前、1株当たり少なくとも現金6.50ドルで米ウォルグリーン・ブーツ・アライアンスに身売りする態勢が整っていた。

  同社は20日、今度は米食品スーパー、アルバートソンズとの合併で合意したが、株主が受け取れる現金は大幅に減少。ライトエイドの株主には1株当たり現金約18.3セントとアルバートソンズの株式が支払われる。

  エバーコアISIのアナリスト、ロス・ミューケン氏はリポートで「両社とも利益面で大きな圧力にさらされており、今回の統合で競争と利益率の脅威に関する明確な解決策はない」と指摘した。

  ライトエイド株はこの日の米株式市場で一時8%高を付けたものの、結局3.3%高で引けた。

  ウォルグリーンは、反トラスト法(独占禁止法)当局による審査を受ける中で、ライト・エイドの1932店舗買収へと合意内容を縮小。ライトエイド株はここ1年で6割余り下落している。

  アルバートソンズは投資会社サーベラス・キャピタル・マネジメント傘下。事情に詳しい複数の関係者によると、アルバートソンズは昨年、米アマゾン・ドット・コムがホールフーズ・マーケットを買収したことを受け、新規株式公開(IPO)計画 を棚上げした。統合後の会社は上場企業となり、今回の取引によりサーべラスは荒れ気味の市場でIPOを実施することなく投資資金回収の道が開けることになる。

原題:Albertsons Deal Means Rite Aid Gets 18 Cents a Share, Not $6.50(抜粋)

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