HSBCのフリント次期CEO、資産運用部門で合併含めた選択肢検討

  • 仏アムンディに倣う可能性も、ドイツ銀は資産運用部門の株売却計画
  • フリントCEO:どう対処する可能性があるか示唆するのは時期尚早

英銀HSBCホールディングスのジョン・フリント次期最高経営責任者(CEO)は資産運用部門について、業界再編の中で競争力向上を図るため合併を含めてあらゆる選択肢を検討していることを明らかにした。

  フリント氏は20日、ライバルとの合併協議を行ったことがあるか、あるいはそれを検討するかとの質問に、「資産運用事業についてはあらゆる選択肢を検討するため引き続き多くの作業を行うが、当社がどう対処していく可能性があるのかを示唆するのは時期尚早だ」と答えた。

ジョン・フリント次期CEO

写真家:James MacDonald / Bloomberg

  HSBCはフランスのクレディ・アグリコルとソシエテ・ジェネラルがそれぞれの資産運用事業を合併させて2010年に誕生したアムンディの成功に倣うことを目指す可能性もある。イタリアのウニクレディトからパイオニア・インベストメンツを買収したアムンディは欧州最大の資産運用会社に躍進した。ドイツ銀行は現在、資産運用部門の株式売却を計画している。

  HSBCは昨年末時点で4620億ドル(約50兆円)の運用を行っていたが、低コストのパッシブ運用ファンドに資金が流れ利益率に下押し圧力が掛かる同業界では比較的小規模なプレーヤーにとどまっている。

原題:HSBC’s New Chief Flint Says He’s Open to Asset Management Deals(抜粋)

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