米スプリント、3年ぶりにジャンク債発行-15億ドル相当と関係者

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  • 8年物の無担保ジャンク債、クーポンは7.625%-関係者
  • 高利回り債市場へのスプリントの復帰はポジティブ-ムーディーズ

ソフトバンクグループ傘下で米携帯電話事業者4位のスプリントは20日、3年ぶりにジャンク(投資不適格級)債を起債した。同社は無線ネットワークのアップグレード投資を進めている。

  事情に詳しい関係者が詳細は非公開だとして匿名を条件に語ったところによると、スプリントは8年物の無担保ジャンク債の発行額を15億ドル(約1600億円)と10億ドルから引き上げた。スプリントは同社債を買い戻すことはできない。クーポン(表面利率)は7.75%程度が検討されていたが、7.625%になったという。

  米格付け会社ムーディーズ・インベスターズ・サービスのアナリスト、マーク・ストッデン氏は「高利回り債市場へのスプリントの復帰は、同市場へのよりバランスの取れたアプローチという点で力強い兆候でありポジティブ」と評価。「担保付債発行の余力を維持し、市場環境が現在ほど好ましくない時に備えることは、スプリントにとって賢明だ」と述べた。
              
  一方、ジャンク債の発行によりスプリントの既発債には圧力がかかった。トレースの債券価格データによれば、20日のブルームバーグ・バークレイズ・ハイ・イールド指数ではスプリントの既発債のパフォーマンス低迷が目立ち、ニューヨーク時間午後5時23分(日本時間21日午前7時23分)時点で2028年償還債(表面利率6.875%)は額面1ドル当たり1.34セント安い98.25セント。        

原題:Sprint Sells $1.5 Billion in First Junk Bond Offering Since 2015(抜粋)

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