ETFによるテーパリングは恐れるに足らず、社債市場の懐は深い

  • ETFによる買いは大海の一滴、投資適格社債全体の2.9%
  • 高格付け社債市場には依然、潤沢な流動性、需要強い

社債に投資する上場投資信託(ETF)からの最近の資金流出を、投資家は恐れることはない。社債市場の懐は深くETFによる買いは大海の一滴にすぎない。

  バンク・オブ・アメリカ(BofA)の調査は、高格付け社債市場には依然、潤沢な流動性があり、最近のETFの巨額償還の影でリテールおよび機関投資家からの社債への需要は引き続き強いことを示した。

  ハンス・ミケルセン氏、ユンニ・チャン氏らストラテジストはリポートで、ETF以外の債券ファンドも含めた「高格付け債市場全体からの資金流出を懸念するには金利がもっと大幅に上昇する必要がある」と書いている。

  世界3番目の規模の債券ETFであるiシェアーズ・iBoxxドル資適格社債ETF(LQD)からは14日に、9億2100万ドル(約990億円)と1日の流出額として2002年のファンド設定以来最大の資金が引き揚げられた。

  しかしながら、ETFが保有するのは投資適格社債全体の2.9%にすぎず、LQDは0.5%にすぎない。さらに、社債ファンドと社債ETFを合わせ、年初からこれまでの資金動向は10億ドルの流入だった。BofAのデータが示している。

出典:バンク・オブ・アメリカ・コーポレーション

原題:Never Fear the ETF Taper. Credit Funds Have Bigger Ballast (1)(抜粋)

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