弱いドルは恵みか、今年の世界貿易上振れも-オックスフォード

  • 基本シナリオは貿易伸び率5%、さらに3%強上乗せも
  • マクロ調査グローバル責任者スターン氏がリポートで指摘

世界貿易にとって弱いドルが恵みであることが立証されるかもしれない。

  オックスフォード・エコノミクスのマクロ調査グローバル責任者ガブリエル・スターン氏によれば、世界の国内総生産(GDP)が堅調に伸びていることで貿易が膨らんでいることに加え、ここ1年間のドル下落が世界貿易の水準をさらに3%強押し上げる可能性がある。

  オックスフォードは基本シナリオで2018年の世界貿易伸び率5%としているが、ドル安が一段と進行する可能性を踏まえれば、リスクは貿易の伸びが上向く方向に傾いているとしている。

  同氏はリポートで、「ドルの強さと米国の回復(2009-16年)の7年続いた結び付きは今、壊れたようだ」と指摘。「われわれはこうした状況が続くと考えており、比較的強い米成長とドル弱含みが世界の活動を大きく押し上げている」とコメントした。

原題:Weak Dollar Could Bring Extra 3 Percent Boost to Trade Growth(抜粋)

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