Photographer: Sarah Blesener/Bloomberg

米国株が下落、ウォルマート安い-国債も下げ

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20日の米株式相場は反落。小売り大手ウォルマート・ストアーズが業績に対する失望で売られて主要株価指数を押し下げた。S&P500種株価指数は7営業日ぶりの下げとなった。米国債は大量入札を控え、軒並み値下がりした。

  • 米国株は反落、S&P500が7日ぶり下落-ウォルマートに失望売り
  • 米国債は下落、2年債入札の落札利回りは10年ぶり高水準
  • NY原油は続伸、2週間ぶり高値-世界的な需要増の兆し
  • NY金は反落、7月以来の大幅安-ドルと米国債利回りの上昇で

  S&P500種は50日移動平均線を下回った。ウォルマートは10.2%安で終え、1988年以降で最大の下げ。一方、半導体銘柄は好調で、ハイテク銘柄の比重が高い指数の下げを限定した。米国債市場では10年債利回りが2.9%前後で推移。財務省がこの日実施した2年債入札では落札利回りが2.255%と、2008年の入札以来の高水準となった。

  S&P500種株価指数は前営業日比0.6%安の2716.26。ダウ工業株30種平均は254.63ドル(1.0%)下げて24964.75ドル。ニューヨーク時間午後4時35分現在、米10年債利回りは1ベーシスポイント(bp、1bp=0.01%)上昇し2.89%。

  ニューヨーク原油先物市場のウェスト・テキサス・インターミディエート(WTI)先物は続伸。2週間ぶり高値となった。世界的な需要拡大の兆しが背景。米国の原油輸出は過去5週間中4週間で増加。オクラホマ州クッシングから沿岸の輸送ターミナルへと原油が供給された。ニューヨーク商業取引所(NYMEX)のWTI先物3月限は前営業日比22セント(0.4%)高の1バレル=61.90ドルで終了。ロンドンICEの北海ブレント4月限は42セント下げて65.25ドル。

  ニューヨーク金先物相場は反落。昨年7月以来の大幅安となった。ドルの持ち直しや米国債利回りの上昇が手掛かり。ニューヨーク商品取引所(COMEX)の金先物4月限は前営業日比1.8%安の1オンス=1331.20ドルで終了した。

  米財務省はこの日、総額1790億ドルに上る国債入札を実施、落札利回りは前回入札を上回った。投資家は10年債利回りが4年ぶり高水準で推移していることには慣れたもようだが、大量入札を受けて利回りはさらに上昇する可能性があり、結果的にバリュエーションが高くなった株式を保有することの正当性を弱めている。

原題:U.S. Stocks Fall With Treasuries, Dollar Climbs: Markets Wrap(抜粋)
Treasuries Lower, Front End Lags; Bill Deluge, 2Y Auction Weighs(抜粋)
Crude Rises to Two-Week High as World Tugs on U.S. Oil Supplies(抜粋)
PRECIOUS: Gold Plunges Most Since July on Dollar, Higher Yields(抜粋)

(第6段落以降を追加し、更新します.)
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