ブラジル:今年のインフレ巡り楽観広がる-レアル安定見通しで

  • ドル高抑制で世界のインフレも抑えられる-XPのラチフ氏
  • レアルは今年を1ドル=3.30レアルで終えると予想-調査中央値

ブラジルの今年のインフレ見通しを巡り、アナリストの間に楽観的な見方が広がっている。物価圧力の原因となることが多い通貨レアル相場が、年内は安定的に推移すると予想されていることが背景だ。

  XPインベスチメントスのチーフエコノミスト、ゼイナ・ラチフ氏は、先進国経済の同時成長がドル上昇を抑えて、世界的なインフレが抑制されるとの見方もブラジルでの楽観論のもう1つの理由だと説明した。

  サンタンデールのエコノミスト、ミレア・ヒラカワ氏は、今後数カ月以内に外的ショックに見舞われるという最悪のシナリオでも、為替相場の変動が物価に影響を及ぼすまで時間がかかり、2018年のブラジルのインフレ率にインパクトが生じることはないだろうとしている。

  レアルは今年に入り1ドル=3.12-3.31レアルで推移。ブルームバーグが実施したエコノミスト調査の中央値では、レアルは今年を3.30レアルで終えると見込まれている。

原題:Worst Enemy of Brazil Inflation to Help Keep Prices in Check(抜粋)

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