「ツーリスト」投資家、ジャンク債から大脱出も-独国債利回り上昇で

  • こうした投資家には独国債利回りの水準で譲れない臨界点がある
  • 10年債利回りが1%を超えること-BofAの月間投資家調査

超緩和的な金融政策が10年に及び高リスク・高利回りのジャンク債に短期資金を投資するグループが生まれた。「ツーリスト」とも呼ぶべきこうした投資家はそろそろ帰り支度をしているのかもしれない。

  バンク・オブ・アメリカ(BofA)の月間投資家調査によれば、ツーリスト投資家にはドイツ国債の利回り水準で譲れない臨界点がある。10年債利回りが1%を超えることだ。現在の水準は0.74%付近。運用担当者は独10年債利回りの上昇を今後1年で最も懸念することの一つとして挙げている。

  ロンドン在勤のバーナビー・マーティン氏らBofAのストラテジストは、「こうした水準では、クレジット市場における『ツーリスト』投資家は社債の売りに回り始め、国債に殺到する可能性がある」と指摘。ジャンク債でも比較的格付けが高めの「BB」級が最も脆弱(ぜいじゃく)なように見えるとマーティン氏は最近のリポートでコメントした。

原題:Junk-Bond Exodus by ‘Tourists’ Seen When Bunds Hit 1 Percent(抜粋)

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