Photographer: Darren Soh

財成した中国起業家、自己資金でヘッジファンド設立-100億円超規模

  • QQQキャピタル・ファンドは教育・観光・テクノロジー銘柄に投資
  • 銭永強氏はテスラ株買い、ユナイテッドC株売りのポジション構築
Photographer: Darren Soh

教育・テクノロジー分野の起業で財を成した銭永強氏が、自身の財産を元手に1億ドル(約107億円)規模のヘッジファンドを始める。

  シンガポールを拠点とするこのファンド、QQQキャピタル・ファンドは4月に運用を開始すると、運営責任者のイェ・イチェン氏がインタビューで明らかにした。ブルームバーグが入手したプレゼンテーション資料によれば、ロング・ショート戦略を採用し、運用対象は教育・観光・テクノロジー銘柄。ファンダメンタル・リサーチを行い、香港、米国上場の最大30銘柄に集中投資して年率15%リターンを狙う。

  銭氏は自身が保有する1億ドル相当の株式をファンドの資金に充てた。プレゼン資料によると、米テスラ株などをロング(買い)ポジションとしている。同氏は2016年2月に平均160ドルでテスラ株を購入。現在の株価は2倍余りだ。逆に米ユナイテッド・コンチネンタル・ホールディングスはショート(売り)ポジションにした。同社株は昨年5月にポジションを構築して以降約12%下落した。

  同資料によると、銭氏は1993年、21歳の時に教育関連企業の新東方教育科技集団を仲間と設立した。生徒20人でスタートした同社は2006年にニューヨーク証券取引所に上場。現在の時価総額は147億ドルに上る。

  同氏は04年には携帯電話会社のAトップ・センチュリーを創業。2年後に同社をモバイル・コンテンツ企業の英モンスターモブ・グループに1億ドルで売却した。

原題:China Entrepreneur Starts $100 Million Hedge Fund With Own Money(抜粋)

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