英は規制緩和競争に動かず、EU離脱後も相互承認継続を-担当相

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  • 英は離脱後の規制撤廃を通じて競争力で優位に立つことを目指さない
  • 片方で製造され、販売が認可された自動車は相互に販売を認める必要

英国の欧州連合(EU)離脱交渉を主導するデービスEU離脱担当相は20日にウィーンで行う演説で、英国が離脱後に規制を緩和・撤廃し、競争力で優位に立つことを目指す考えはないと述べ、監督当局間の相互信頼の必要性を訴える。

  デービスEU離脱担当相は、英国のEU離脱後も規制基準の「相互承認」を継続する必要があり、英国とEUのどちらか一方で製造され、販売が認可された自動車については、相互に販売が認められるべきだと主張する。演説のために準備されたテキストの抜粋が事前に公表された。

  デービス氏は「そうした合意では、双方がお互いの規制とそれを執行する機関を信頼できることが極めて重要だ。そのような相互承認には当然ながら関係機関同士の緊密かつ公正な協力と指針となる共通の原則が必要になるだろう」と話す。

  デービス氏の発言は、英国が離脱後に自国企業のグローバル市場での競争力強化を目的に規制の緩和・撤廃、税率の引き下げに動くのではないかというEU側の主要な懸念の一つを和らげる狙いがありそうだ。

原題:U.K. Promises Not to Torch EU Regulation in Post-Brexit Britain(抜粋)

(デービスEU離脱担当相の演説テキストの詳細を追加して更新します)

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