NY原油、62ドル台乗せ-「市場再均衡化に勢い」とOPEC事務局長

  • OPECとロシア、来年以降の協力を協議-UAE
  • 需要の強さとOPECのコミットメントが相場支える-フリン氏

19日のニューヨーク原油先物市場ではウェスト・テキサス・インターミディエート(WTI)先物がこの1週間余りで初めて1バレル=62ドルを上回った。石油輸出国機構(OPEC)が今年いっぱい供給制限で協調を続けると示唆したことが材料。

  WTI先物は続伸し、一時1.4%高となった。先週は4.2%上昇していた。OPECのバルキンド事務局長は19日、ナイジェリアで、OPECおよびパートナー国が減産に取り組む中、「市場の再均衡化が非常に大きな勢いを得ている」と述べた。一方、アラブ首長国連邦(UAE)エネルギー相で現在OPECの議長を務めるマズルーイ氏は、OPECとロシアなど非加盟の産油国が来年以降に協調を「制度化」する方法を検討していると語った。

  プライス・フューチャーズ・グループのシニア市場アナリスト、フィル・フリン氏は電話インタビューで、「需給引き締めを続けるというOPECのコミットメントが依然存在する」とした上で、「需要が強い供給状況に加え、OPECのコミットメントにより、相場は十分下支えされるだろう」と分析した。

  ニューヨーク商業取引所(NYMEX)のWTI先物3月限は82セント高の1バレル=62.50ドル。この日はプレジデンツデーの祝日に当たり、決済は20日に持ち越される。総取引高は100日平均を約65%下回った。ロンドンICEの北海ブレント4月限は89セント高の65.73ドル。

原題:Oil Bumps Above $62 Amid Producer Promises to Support Markets(抜粋)

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