Photographer: Craig Warga

米国の金利コストは急増へ-ゴールドマン

  • 経済成長期の歴史的借り入れ拡大と利回り上昇がコスト急増招く
  • 1940年代や90年代よりも米財政状況は悪化へ
Photographer: Craig Warga

ゴールドマン・サックス・グループによると、経済成長期における米国の歴史的な借り入れ拡大は米国債利回りの上昇とともに、米国の金利コストの急増を招くという。

  アレック・フィリップス氏らゴールドマンのアナリストは2月18日付の顧客向けリポートで、「連邦財政政策は未踏の領域に入りつつある」と指摘。「以前なら、経済が力強さを増し債務負担が増えれば、議会は増税と歳出削減で対応したが、今は逆のことが起きている」と述べた。

  米国の債務の平均満期はほぼ6年であるため、利回り上昇で米財務省の支払金利が国内総生産(GDP)伸び率を上回るまでには多少時間がかかる見通し。実際にそうなれば、GDPに対する債務の比率は現在の約77%からさらに上昇するという。

  現在の財政政策が続けば、米国の純金利費用はGDP比で1980年代や90年代初頭に見られた水準を2027年までに超えるとゴールドマンのアナリストは試算。債務のGDP比は恐らく100%を超え、「1940年代や90年代よりも米財政状況が悪化する」との見通しを示した。

原題:Goldman Sees U.S. Interest Cost Surge on Rising Yields, Deficit(抜粋)

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