メキシコ大統領選候補のアナヤ氏:トランプ氏の「なすがまま」許さず

  • 野党・国民行動党のアナヤ氏、世論調査で支持率2位
  • 首位の左派ロペスオブラドル候補もトランプ米大統領に批判的

7月のメキシコ大統領選挙を前に実施された世論調査で2番手候補となっている野党・国民行動党(PAN)のリカルド・アナヤ氏は、同国が「玄関マット」のようにトランプ米大統領のなすがままになることを許さないと述べた。対米関係がメキシコ大統領選に影響することをあらためて浮き彫りにした。

  アナヤ氏は18日にメキシコ市で行われた選挙イベントで、トランプ大統領が求めるメキシコ国境の壁費用は支払わないと述べ、国内での暴力事件急増の背景には米国からの麻薬需要があると指摘した。

  PAN率いるグループの正式候補に指名されたアナヤ氏は、「今の連邦政府のように、われわれが米政府の前で玄関マットのように踏みつけられるままになるのはもうたくさんだ」と述べた。

  同氏を抑えて現在トップの支持を集める左派政党のアンドレス・ロペスオブラドル候補もトランプ米大統領に批判的。ブルームバーグのポール・トラッカーによれば、ロペスオブラドル候補が約9ポイントリードしている。現職のペニャニエト大統領が所属する与党・制度的革命党(PRI)のホセ・アントニオ・ミード候補は支持率で3位。メキシコ大統領選では汚職や麻薬絡みの暴力も主要な争点となっている。

原題:Mexico Runner-Up in the Polls Says He Won’t Be Trump’s ‘Doormat’(抜粋)

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