米政権、北朝鮮に対する「鼻血作戦」の存在を否定

H.R. McMaster Photographer: Andrew Harrer/Bloomberg

マクマスター米大統領補佐官(国家安全保障担当)は、上院議員の代表団に対し、北朝鮮に標的を定めた軍事攻撃を行ういわゆる「ブラッディ・ノーズ(鼻血)作戦」の存在を否定した。

  シェルドン・ホワイトハウス上院議員(民主、ロードアイランド州)はドイツ・ミュンヘンで18日、「ブラッディ・ノーズ作戦は全く存在していないという発言をそのまま伝えたい」と述べた。上院議員代表団はミュンヘン安全保障会議に向けて出発する前、マクマスター補佐官から議会の別館で説明を受けたという。

  英紙テレグラフと米紙ウォールストリート・ジャーナル(WSJ)は、ブラッディ・ノーズ作戦が北朝鮮の核兵器計画に対する選択肢の一つだと報じていた。また、元ホワイトハウス当局者で次期駐韓大使の候補に検討されていたビクター・チャ氏は寄稿で、北朝鮮への標的を定めた軍事攻撃を行なわないよう警告していた。

  マクマスター補佐官から同様に説明を受けたジーン・シャヒーン上院議員(民主、ニューハンプシャー州)は、「マクマスター氏の発言は極めて明確だった」と指摘。ジェームズ・リッシュ上院議員(共和、アイダホ州)も、ミュンヘンに集まった聴衆にそのような作戦は存在しないと語った。

原題:U.S. Has No ‘Bloody Nose Strategy’ for North Korea, Senators Say(抜粋)

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