【NY外為】ドル反発、米連休控え他通貨に利益確定売り

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16日のニューヨーク外国為替市場ではドルが反発。ドル指数は6営業日ぶりに上昇した。朝方発表された米経済指標が好調となったほか、リスク選好の動きが後退したのが背景。ドル指数は週間ベースで約3年ぶりの大幅下落。

  ドルは主要10通貨の全てに対し上昇した。週明け19日に北米市場が休場となることが意識され、他通貨に利益確定の売りが出た。

  ニューヨーク時間午後4時25分現在、主要10通貨に対するドルの動きを示すブルームバーグ・ドル・スポット指数は前日比0.5%上昇。ユーロは対ドルで0.8%下げて1ユーロ=1.2410ドル。ドルは対円で0.1%高の1ドル=106円23銭。

  この日発表された1月の米輸入物価指数と住宅着工許可件数がそれぞれ市場予想を上回ったことを受けて、ドル指数は上げ幅を拡大した。これに加え、2月の米ミシガン大学消費者マインド指数が予想外に上昇したことは、金融当局や市場にインフレ圧力が高まっている印象を与える可能性がある。

  ドルは円に対し小幅高。午後には106円40銭まで買われた。ただ今週は2.3%下げ2週続落。

  ユーロは午前に好調な米経済指標を受けて下げ、午後に下げ幅を拡大して1ユーロ=1.2394ドルで日中安値を付けた。欧州中央銀行(ECB)のクーレ理事はこの日、政策委員会がガイダンスの文言変更について近いうちに議論を開始することを示唆した。

欧州時間の取引

  リアルマネー系とインターバンク勢が引き続きドルの先行きを悲観視する中、ドル指数が続落。欧州のトレーダーによれば、アジア市場の一部が休場となっていることから資金フローは平均以下にとどまった。週明けの米祝日を控え、利益確定売りを出す向きもあった。 

原題:USD Advances as Profit Taking Broadens Ahead of Holiday Weekend(抜粋)
Dollar Pessimism Remains Dominant Amid Holiday-Thinned Trading(抜粋)

(相場を更新し、第4段落以降を追加します.)
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