オクジフ、昨年1年で8000億円の資金流出-オク氏のCEO最終年

  • 5日にシャフィール氏が新CEO就任、資金流出は減速の様子
  • 旗艦ファンドの運用成績は2013年以降で最高、業績も持ち直し

米ヘッジファンド運営会社オクジフ・キャピタル・マネジメント・グループの創業者ダン・オク氏は最高経営責任者(CEO)としての最終年に再興を夢見たが、かなわなかった。

  オクジフが16日発表したところによると、昨年は旗艦ヘッジファンドの運用成績が2013年以降で最高だったにもかかわらず、通年で76億ドル(約8080億円)の顧客資金が流出した。さらに17年中の解約依頼を受けて今年1月1日に6億350万ドルの資金が流出したが、1月の残り期間で8億6620万ドルの資金が流入したという。

  資金流出は減速した様子だが、オクジフは贈賄容疑で5年間にわたった当局調査が尾を引いた上、オク氏の後継計画が土壇場で変更するなど混乱し、株価は過去最安値近辺に沈んでいる。再建はオク氏を継いで5日に新CEOに就任したロバート・シャフィール氏に託される。

  併せて発表された10-12月の分配可能利益は1億4940万ドル(1株当たり27セント)。前年同期は750万ドル(同1セント)だった。通期の分配可能損益は2億7830万ドルの黒字で、前年の1億2130万ドルの赤字から持ち直した。

  同社最大のマルチ戦略ファンド、「OZマスター・ファンド」は3年にわたりさえないリターンを続けていたが、昨年はプラス10.4%を記録した。

原題:Och-Ziff Hedge Fund Had $7.6 Billion in Outflows Last Year (1)(抜粋)

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