英国に警告、離脱後の規制緩和は通商協定脅かす-EU側交渉担当

英国の欧州連合(EU)離脱でEU側の交渉責任者を務めるミシェル・バルニエ氏は、英国のレッドライン(譲れない一線)は離脱後の特恵的な関係をEUと結ぶ見込みを実質的に排除していると強調した。また英国が規制緩和に動けば、将来の通商協定は危うくなると警告した。

  バルニエ氏は16日、国際シンポジウム「ミュンヘン安全保障会議」で自ら作成した階段状のチャートを参加者に示しつつ、通商や関税、規制面の独立性に関する英政府の立場を解説。ノルウェーやスイス、トルコとEUとの関係をモデルにした結びつきを、英国が実現するための「扉を閉ざしている」と指摘した。英国が労働や環境、保健などの法で規制緩和を選ぶなら、EU各国の議会が標準的な自由貿易協定ですら承認を拒む可能性があると続けた。

原題:Barnier Sticks to His Brexit Guns, Warns U.K. Against Dumping(抜粋)

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