クーレ理事:ガイダンス変更、ECBは18年の早い時期に議論開始へ

  • 金融政策を巡るECBのコミュニケーションは変化する
  • 資産購入終了より前の利上げはない-順序について政策委は全会一致

欧州中央銀行(ECB)のクーレ理事は16日、政策委員会がガイダンスの文言変更について近いうちに議論を開始することを示唆した。ECBは債券購入プログラムの終了に向けて準備している。

  クーレ理事はマケドニア旧ユーゴスラビア共和国のスコピエで記者団に、「金融政策を巡るECBのコミュニケーションは変化する。それについて2018年の早い時期に議論することが想定されている」と語った。

クーレECB理事

Photographer: Jason Alden/Bloomberg

  今年2回目の政策決定は3月8日。3回目は4月26日の予定。現在のところ債券購入は少なくとも9月末まで続くことになっている。

  クーレ理事はまた、債券購入終了前に利上げをすることはないと強調。「政策委員会内には順序に関して明確な考えがある。政策金利は資産購入終了より前に引き上げられることはない。この順序を順守することには全会一致の合意がある」と語った。

  ECBで市場操作の責任者を務める同理事は最近の相場下落について、過度に懸念する理由はないと述べた。「主として米国を発信源とした世界的調整」で、ユーロ圏への影響はこれまでのところ秩序立ったものであり株式市場にほぼ限定されていると指摘した。

原題:ECB’s Coeure Expects Talks Soon on Policy Wording for Stimulus(抜粋)

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