債券ファンドひび割れ、巨額流出-インフレと金利リスクが主役の時代

  • 141億ドルが流出、史上5番目の規模-高利回り債からは109億ドル
  • 高ボラティリティーが債券市場に波及しないとは考えにくい

世界の債券ファンドは14日までの1週間に、史上5番目の規模の資金流出に見舞われた。バンク・オブ・アメリカ(BofA)メリルリンチがEPFRグローバルのファンドフローデータを基にリポートをまとめた。

  それによると、流出額は全体で141億ドル(約1兆5000億円)に上った。高利回り債ファンドからは109億ドルが引き揚げられた。投資適格級ファンドからも20億ドルが流出し、59週続いた流入のトレンドが途切れた。

  イートン・バンスのマネーマネジャー、ヘンリー・ピーボディ氏は「インフレと金利リスクが幅広い市場に浸透しつつあるというのが、今のテーマになりつつある」とし、「金利と株式相場の高ボラティリティーが債券市場に波及しないとは考えにくい」と話している。

Fund Flows

Corporate bond funds saw outflows last week

Source: BofAML, EPFR Global

原題:Cracks Appear in Credit Funds as Investors Head for the Exit (1)(抜粋)

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