アマゾン、基礎医療用品サプライヤー目指す-ヘルスケア参入の布石か

  • 定番商品から始めることで足掛かりを得られる可能性があると専門家
  • 医院や外来外科センターなど外来診療がターゲットだと病院関係者

アマゾン・ドット・コムには、ヘルスケア業界に揺さぶりをかける大きな野心があるのかもしれない。だが、遠大な事業もまず身近なところから始めるようだ。

  アマゾンはゴム手袋やばんそうこう、縫合糸といった基礎的医療用品の主要なサプライヤーになることを目指している。米ヘルスケアセクター参入の入り口としては、一部の投資家が期待していたような派手さはないものの、同社が長期プレーヤーの地位を確立するより堅実なルートとなる可能性がある。

  アマゾン担当者と過去数カ月にわたり協議を重ねてきた病院システム大手のサプライチェーン担当幹部の1人が匿名を条件に語ったところでは、アマゾンは医院や診療所から外来外科センターに至るまで、あらゆる外来診療をターゲットにしている。

  物流市場調査会社ロジスティクス・トレンズ・アンド・インサイツの創業者キャシー・ロバーソン氏は、高度に規制されておらず特別な取り扱いを必要としない定番商品から始めることで、より高価値で規制の多い商品への事業拡大に目を向けつつ、医療用品のサプライチェーンで足掛かりを得ることが可能だと指摘。「実践的な学習の場になる」との見方を示した。
  
原題:Amazon Bets on Band-Aids as Health Industry Braces for Shakeup(抜粋)

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