【NY外為】ドル指数5日続落、流動性低下を警戒した売り広がる

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15日のニューヨーク外国為替市場ではドルが続落。ドル指数は午後に日中最低水準を付け、5営業日続落となった。インフレ上昇や自社株買いへの期待で米国株が上昇する中、春節(旧正月)に伴う流動性低下を警戒した投資家がドルを売った。

  ドルは主要10通貨の全てに対し下落。ドル指数は今年の最低水準に迫った。一方、米S&P500種株価指数は5日続伸した。

  ニューヨーク時間午後4時35分現在、主要10通貨に対するドルの動きを示すブルームバーグ・ドル・スポット指数は前日比0.5%低下。ユーロは対ドルで0.4%上げて1ユーロ=1.2497ドル。ドルは対円で0.8%安の1ドル=106円12銭。

  ユーロはドルに対して一時、2月2日以来の高値となる1ユーロ=1.2510ドルを付けた。

  ドルの対円相場の日中安値は106円04銭と、2016年11月以来の安値。日本銀行の副総裁に早稲田大学の若田部昌澄教授を充てる案を政府が検討中だとの報道を受けてドルがやや持ち直した場面では、投機筋などがドル売りを出した。

欧州時間の取引

  ドルの売り持ちが優勢。米国債利回りとドル・円相場の間にあった相関性の断絶や、米国の財政赤字および経常赤字が拡大するとの懸念が背景となった。円は一段高。ユーロとポンドには新たな買い需要があり、ユーロは対ドルで約2週間ぶりに1ユーロ=1.25ドルを超える場面があった。

原題:Dollar Falls Broadly as Risk Appetite Notches Higher(抜粋)
Euro Comes Back in Fashion as Dollar Bears Need Not Think Twice(抜粋)

(相場を更新し、第4段落以降を追加します.)
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