バノン氏は特別検察官チームと面談、下院委には一部回答拒否-関係者

  • 特別検察官のチームはここ2日間で約18時間にわたり聴取
  • 下院情報特別委では行政特権を行使、事前作成の質問にしか答えず

トランプ米大統領の首席戦略官だったスティーブ・バノン氏は2日間わたりモラー特別検察官のチームと面談したことが、事情に詳しい関係者1人の話で分かった。これとは別に、15日に下院情報特別委員会が実施したロシア疑惑調査に関する非公開の面談では、バノン氏は一部の質問に回答を拒否した。

  関係者によると、バノン氏は2日間の約18時間にわたる聴取で、モラー特別検察官の質問全てに答えた。しかし、下院情報特別委の聴取では、ホワイトハウスの弁護士の指示に基づき、トランプ大統領のために行政特権を行使して多くの質問に回答を控えると述べ、同委員会の怒りを買った。この行動で同委とホワイトハウスの対立は深まった。

  同委のシフ民主党筆頭理事はバノン氏が聴取の場を去った後、同氏が議会を侮辱したとして手続きを取っていくしかないと述べた。シフ筆頭理事と同委のマイケル・コナウェー議員(共和)によれば、召喚状を受けて聴取に応じたバノン氏は事前に作成された25の質問にしか答えなかった。シフ筆頭理事は、これらの質問は「ホワイトハウスによって文字通り台本が書かれていた」と指摘。大統領選挙期間中と政権移行期、政権を去った後の会合や会話に関する他の質問には、バノン氏は回答を拒否したという。

スティーブ・バノン氏(2月15日)

写真家:ザック・ギブソン/ブルームバーグ

原題:Bannon Said to Meet With Mueller Amid Fight With House Panel(抜粋)

    最新の情報は、ブルームバーグ端末にて提供中
    LEARN MORE