ヘッジファンド「デッカ」、市場混乱で資産価値の25%失う-関係者

ハッチン・ヒル・キャピタルの元トレーダー、シャハラブ・アハマド氏が運用するヘッジファンドは先週、運用資産価値の4分の1を失ったと、事情に詳しい複数の関係者が明らかにした。ボラティリティー(変動性)の低さを見込んだ投資が裏目に出たという。

  ロンドン拠点のシティー・ファイナンシャル・インベストメントでアハマド氏が運用する「デッカ・ファンド」は、欧米の信用商品や株式に投資する。情報が非公開だとして匿名を条件に語った同関係者らによれば、同ファンドはボラティリティーの低さを見込んだ投資を大きく増やしていたが、市場の混乱で損失を被ったという。

  シティー・ファイナンシャル(運用資産33億ドル=約3500億円)の広報担当はコメントを控えた。デッカ・ファンドの昨年の運用資産は約7億ドル。

  先週に世界市場で起きた混乱では、コンピューターモデルを用いて市場のトレンドに賭けるヘッジファンドが主に打撃を受けた。デッカ・ファンドもそうしたファンドの一つ。ただ関係者のうちの1人によれば、同ファンドは今週に入り失った利益の一部を取り戻した。

原題:Hedge Fund Decca Is Said to Have Lost 25% of Its Value in Rout(抜粋)

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