市場混乱の可能性、株式以外の資産クラスでまだある-BNYメロン

  • 広範なバリュエーションの調整はまだ起きていないとロー氏
  • 「実際のところ現時点で調整が起きたのは株式だけだ」と同氏

米銀バンク・オブ・ニューヨーク・メロン(BNYメロン)は、株式以外の資産クラスで市場が混乱する可能性がまだあるとみている。

  BNYメロンのシニアグローバル市場ストラテジスト、マービン・ロー氏は14日のリポートで、「多くの資産クラスでの幅広いバリュエーションの調整をまだ見ていない。テーマとなっている要因の多くはより広範な経済的底流があるにもかかわらず、実際のところ現時点で調整が起きたのは株式だけだ」と指摘した。

  ロー氏はCBOEボラティリティー指数(VIX)と米高利回り債のボラティリティ-との関係に言及し、「株式のボラティリティーは低下しているものの、米国とユーロ圏の高利回り債のボラティリティーは実際に上昇が続いている。ボラティリティーがさらに高まる前兆か、あるいは株式市場の基調改善への遅れた反応を示すものか現段階ではまだ分からない」と分析した。
              

  それでもロー氏は現状を危険過ぎる状態とは考えていない。「過度に厄介な形」でのブレークアウトが起きるには、インフレ調整後の利回りが1%、2.92%前後の米国の10年国債利回りが3.25%を上回る必要があるとの見方を示した。
          

原題:BNY Mellon Still Watching for Bigger Shakeout Outside of Stocks(抜粋)

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