Photographer: Chris Ratcliffe/Bloomberg

ヘッジファンドの転機か-「豊かな狩場」をボラティリティーが約束も

  • イベントドリブンファンドは需要の増加が続く見通し
  • 西欧の人気が最も高く、2割がロング・ショートへの配分増やす予定

最近の市場のボラティリティーの高まりと予想される米国の利上げによって、「豊かな狩り場」が提供されると期待し、投資家がヘッジファンドに戻りつつあるようだ。

  各国中央銀行による貨幣増発が長期化した影響もあり、期待を下回る運用成績が何年も続いたヘッジファンド業界にとって、最近の市場の動きは転機となる可能性がある。しかし、ファミリーオフィスや寄付基金、財団、年金基金などの投資家は、2018年のリターンへの期待を抑制し、昨年並みのプラス8.2%を目標としている。ドイツ銀行が実施した18年のオルタナティブ投資調査で明らかになった。

Moderate Expectations

Investors keep 2018 hedge fund return targets muted despite spiking volatility

Source: Deutsche Bank

Survey includes family offices, endowments, foundations, funds of funds, private banks, pension funds and insurance companies

  ドイツ銀の調査結果が示す他の主なポイントは次の通り。

  • 昨年10-12月(第4四半期)に69億ドル(約7350億円)の資金が流入したイベントドリブンファンドは需要の増加が続く見通し
  • 地域別では西欧の人気が最も高く、エクスポージャー拡大を予定する投資家の割合は37%と、17年調査の17%から増加
  • 投資家の2割がロング・ショート戦略を採用するファンドへの投資配分を増やす予定

原題:Hedge-Fund Investors Aren’t Expecting a Performance Bump in 2018(抜粋)

    最新の情報は、ブルームバーグ端末にて提供中
    LEARN MORE