アルコア株、エリオットが3分の2減らす-ソロス氏は全て手放す

  • エリオットは830万株保有していたが、12月末時点で290万株に減らす
  • ソロス・ファンドは12万3787株を全て売却した

ポール・シンガー氏率いるヘッジファンド運営会社エリオット・マネジメントが、米最大のアルミニウム生産会社アルコアの株式保有を昨年10-12月(第4四半期)に約3分の2減らした。一方、著名投資家ジョージ・ソロス氏のヘッジファンドは保有するアルコアの株式を全て手放した。

  監督当局への届け出によれば、エリオット・マネジメントは昨年7-9月(第3四半期)末時点でアルコアの株式830万株を保有していたが、12月末時点の保有は290万株となった。一方、ソロス・ファンド・マネジメントは、12万3787株を全て売却した。

  アルコアの株価はアルミニウム価格の上昇を背景に昨年1年間で92%値上がりし、今年1月半ばには9年ぶりの高値を付けた。しかし、第4四半期は投入原価の高騰がアルミ相場高の好影響を打ち消し、利益の伸びが損なわれたと説明したことで、株価の騰勢が弱まっており、エリオットとソロス・ファンドの動きは時宜にかなった判断だったようだ。
  

原題:Singer’s Elliott Management Cuts Alcoa Stake as Soros Exits(抜粋)

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