南アフリカのズマ大統領が辞任

更新日時
  • ラマポーザANC議長率いる政権に移行へ-15日に大統領選出見通し
  • ズマ政権の下、相次いだ失政などで南ア経済は低迷

南アフリカ共和国のズマ大統領が14日辞任した。

Photographer: Waldo Swiegers

南アフリカ共和国のズマ大統領が14日辞任した。同国は与党アフリカ民族会議(ANC)のラマポーザ議長(党首)率いる政権に移行する。不祥事に揺れたズマ政権に幕が下ろされた。

  ズマ氏(75)はテレビ演説で、「ANCは私の名前で分裂すべきでない」として、「このため私は大統領を直ちに辞任する決定に至った」と述べた。

  ズマ氏の演説に先立ち、ANCは15日に議会で同氏の不信任決議を採決すると発表していた。ラマポーザ氏が昨年12月、ズマ氏の後任としてANC議長に就任して以降、同氏に対する退陣圧力が高まっていた。ANCの全国執行委員会(NEC)が今月12日、ズマ氏に辞任を命じる決定を下したことで、退陣は不可避となっていた。

  ラマポーザ議長(65)はいったん大統領代行に就任後、15日に正式に大統領に選ばれ、16日に国情について演説を行う公算が大きい。

  ズマ氏が09年に大統領に就任して以降、南アフリカの経済成長率は年間平均1.6%と低迷。度重なる失政などにより投資家や企業の信頼が損なわれたことが一因となった。

原題:Zuma Quits as South African President Under Cloud of Scandal (2)(抜粋)

(今後の見通しなどを追加して更新します.)
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