ゴールドマンに自社株買い注文が先週殺到、それでも株安止まらず

  • 顧客企業の自社株買い執行取引、昨年の1日平均の4.5倍に急増
  • 買い手不在相場支えるには「自社株買いだけでは不十分」-メイリー氏

ゴールドマン・サックス・グループで顧客の自社株買いを執行する部門は先週、これまでで最も多忙な1週間を過ごした。それでも株安に歯止めはかからなかった。

  ブルームバーグが閲覧したデータによると、先週のゴールドマンのコーポレート・トレーディング・デスクの取引は2017年の1日当たり平均の4.5倍に膨らんだ。企業の自社株買いにもかかわらず米S&P500種株価指数は5.2%下落し、週間では2年ぶりの下落率を記録した。
        

  これは相場の下げ圧力の強さを表している。債券利回りが急上昇しインフレ懸念が高まる中、個人投資家からパッシブファンドの顧客まで誰もが動揺した。
  
  ミラー・タバクのストラテジスト、マット・メイリー氏は電話取材で、「先週は基本的に買い手は企業だけだった」と指摘。「売らざるを得ない状況になるといつも買い手が不在になるが、売り手は何としてでも売らなければならない」として、そのような状況で相場を支えるには「企業の自社株買いだけでは不十分だ」と語った。
 

原題:Goldman’s Buyback Desk Was Deluged With Orders as Stocks Plunged(抜粋)

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