クレディ・アグリコル:トレーディング回復で業界トレンドに逆行

  • 17年10-12月期のトレーディング収入、1%増-市場は減収予想
  • 法人融資や証券サービスを含む大口顧客部門で約5%増収

  フランスの銀行2位クレディ・アグリコルは2017年10-12月(第4四半期)のトレーディング収入が予想外に増加した。債券売買の需要が好調で、ライバル銀行の大部分で見られた低調な傾向とは異なる結果だった。

  14日の発表資料によると、10ー12月期のトレーディング収入は1%増。ブルームバーグが集計したアナリスト3人の予想では、4-20%の減収が見込まれていた。法人融資や証券サービスを含む大口顧客部門は前年同期比で約5%増収だった。

  ただ、フランスと米国の減税がクレディ・アグリコルの業績に重しとなった。同行は繰り延べ税金資産に関連して10-12月期に3億8400万ユーロ(約509億円)の一時費用を計上した。

  10-12月期決算のその他注目点は以下の通り。

  • 純利益は前年同期比33%増の3億8700万ユーロ
  • 貸倒引当金は15%減の3億3500万ユーロ
  • フランスのリテール部門LCLは低金利の環境で4%減収
  • 普通株式等ティア1(CET1)自己資本比率は11.7%と、前四半期から0.3ポイント低下

原題:Credit Agricole Bucks Trend as Lender Sees Resilient Trading(抜粋)

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