米国株は「不愉快なほど過大評価されている」-GMOのモンティア氏

  • 市場は理不尽なバブルに支配されている-13日発行のリポート
  • 「私なら早く集団から離れることを選ぶ」-押しつぶされる投資家も

株式に対して弱気で知られるグランサム・マヨ・バン・オッタールー(GMO)のジェレミー・グランサム氏は、株式相場がバブル終盤の「メルトアップ」に向かう兆候が見えると最近のリポートに記している。グランサム氏の見方は、同僚のジェームズ・モンティア氏と比べれば、まだ楽観的だ。

  13日に発行されたリポートでモンティア氏は、米国株を「不愉快なほど過大評価されている」と表現。市場は理不尽なバブルに支配されているという。GMOの資産配分チームのメンバーである同氏は「問題の資産を購入している人々は適正な価格で買っていると本当に信じているわけではない。むしろバブルが破裂する前により高い価格で誰かに売りたいと思って買っている」と指摘した。同社の運用資産は昨年9月30日時点で740億ドル(約7兆9300億円)。

  モンティア氏は、ノーベル経済学賞受賞者で米イエール大学のロバート・シラー教授らが考案したシラーPERに言及。同指標は米国株が過去2番目に割高であることを示している。また、最近のバンク・オブ・アメリカ(BofA)メリルリンチの調査で、「過大なバリュエーション」に市場は悩まされていると回答したファンドマネジャーの割合が過去最高水準に達していることも引き合いに出した。
                    

     
  モンティア氏は、バブルはいつも同じとは限らず、通常バブルを連想させる異常な陶酔感を伴わないものもあり得るとも指摘。株価が崩壊する時期について予測は不可能であることを認めながらも、みんなが同時に逃げようとするため一部の投資家は間違いなくその過程で「押しつぶされる」とみる同氏は、「私なら早く集団から離れることを選ぶ」と記した。

原題:Grantham’s GMO Colleague Calls Stocks ‘Obscenely Overvalued’ (2)(抜粋)

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