米ブラックストーン、世代交代でグレイ氏が社長に-次期CEO有力

  • グレイ氏が社長兼COO、ジェームズ氏が執行副会長となる
  • 時間をかけることが、成功する継承プロセスに欠かせないとCEO

米プライベートエクイティー(PE、 未公開株)投資会社ブラックストーン・グループのジョン・グレイ氏(48)は、これまでのキャリアの全てを同社にささげてきたが、経営トップに昇格するチャンスが与えられた。

  ブラックストーンをPE投資の有力企業に育て上げたスティーブン・シュワルツマン最高経営責任者(CEO)とトニー・ジェームズ社長の後継指名を意味する役職にグレイ氏が任命された。ウォール街の代表的な企業の一つである同社の世代交代を象徴する出来事だ。

  ブラックストーンの13日の発表によれば、グレイ氏が社長兼最高執行責任者(COO)に就任する一方、ディールメーキングの伝説的な人物で、2006年に社長に起用されたジェームズ氏は執行副会長となり、シュワルツマンCEOが2人を直接統括する。

ジョン・グレイ氏

写真家:Victor J. Blue / Bloomberg

  シュワルツマン氏は電話取材に対し、「適任者が誰かを知り、手腕のある人材を確保するという意味で、じっくり時間をかけることが、成功する継承プロセスには欠かせない」と語った。

  1992年に大学を出てアナリストとして入社したグレイ氏は、PE投資および合併・買収(M&A)アドバイザリーグループの勤務を経て、同社の不動産業務に初期段階から携わり、2006年からはブラックストーン・リアル・エステート・アドバイザーズで不動産グローバル責任者を務めてきた。

原題:Blackstone’s Homegrown Dealmaker Finally Makes It to the Top (1)(抜粋)

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