ルネサンスのヘッジファンド、2月に入り成績悪化-顧客に調整警告も

  • 2月は9日まででマイナス5.4%、年初来マイナス3.4%-投資家資料
  • 1月には相場変動に備えるよう顧客に注意喚起していた

1月に相場調整の「重大なリスク」を顧客に警告していたヘッジファンドのルネサンス・テクノロジーズの2月の成績は、株式相場の落ち込みで9日まででマイナス5.4%となっている。

  ブルームバーグ・ニュースが閲覧した投資家向け資料によると、昨年末時点で約220億ドル(約2兆3700億円)を運用する同社の「ルネサンスインスティテューショナル・エクイティーズ・ファンド」の成績は1月以降でマイナス3.4%。米国上場の株式だけを取引し、同社モデルで上昇が見込まれる株式を選好するRIEFという戦略を採用。S&P500種株価指数の騰落率を4-6ポイント上回るように設計されている。

  過去2週間の株価急落でボラティリティーが急騰、落ち着いた相場を見込んでいた投資家に打撃を与えた。ルネサンスのリスク管理責任者エド・ハブナー氏は1月に送付した顧客宛て書簡の12月号で、世界的な成長加速と米法人税改革が相場上昇を後押ししているものの、現在のバリュエーション(株価評価)を正当化するものかどうか明確ではないと指摘していた。

  ルネサンスの広報を担当するジョナサン・ガスサルター氏はコメントを控えた。

原題:Renaissance Hedge Fund Tumbles 5.4% After Correction Warning (1)(抜粋)

    最新の情報は、ブルームバーグ端末にて提供中
    LEARN MORE