ヘッジファンドのブリッジウォーター、金ETF買い増す-10~12月

  • SPDRゴールドの持ち分は391万口に増加-規制当局への届け出
  • 金連動型ETFの資産残高は10-12月に4四半期連続で拡大

資産家でヘッジファンド運用者のレイ・ダリオ氏は、2017年10-12月(第4四半期)に2つの主要な金連動型上場投資信託(ETF)の持ち分を増やした。その後、金価格は年間ベースとしては過去7年で最大の上昇を示した。

  今月13日の規制当局への届け出によると、ダリオ氏率いる世界最大のヘッジファンド、ブリッジウォーター・アソシエーツは、「SPDRゴールド・シェアーズ」と「iシェアーズ・ゴールド・トラスト」の持ち分を買い増した。

  金連動型ETFの資産残高は10-12月に4四半期連続で増加し、2012年以降で最長の伸びとなった。金価格は10-12月に1.8%上昇した。昨年は米金融当局が3回にわたって利上げを実施したにもかかわらず、ドル相場の軟化などにより金価格は年間ベースで14%上昇した。利上げが実施されると通常、利子の付かない金などの資産の魅力は低下する。

  ダリオ氏は昨年8月に投資家に対し、政治的・経済的リスクを理由に資産の5-10%を金に配分するよう検討することを推奨していた。届け出によると、ブリッジウォーターは12月末までにSPDRゴールド・シェアーズの持ち分を1万4091口買い増し391万口とした。iシェアーズ・ゴールドの持ち分は3万4792口増やし113万口とした。

  ダリオ氏は今月12日、向こう1年半から2年の間にリセッション(景気後退)入りするリスクが高まっているとの見方を示している。

原題:Dalio’s Bridgewater Boosts Gold Holdings in SPDR, IShares (1)(抜粋)

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